Van Halen の1stアルバム「炎の導火線」をご紹介します。
メンバーは、エドワード・ヴァン・ヘイレン(Gt.Key.)、アレックス・ヴァン・ヘイレン(Dr.)、デイヴィッド・リー・ロス(Vo.)、マイケル・アンソニー(Ba.)。
ギターのライトハンド奏法を世間に浸透させたアルバムですね。
エドワード・ヴァン・ヘイレンのギタープレイと、デイヴィッド・リー・ロスの陽気な歌唱が交じり合うノリのいいアップテンポナンバーが炸裂します。
エディのギタープレイは後世まで多大な影響を与えました。そんなギタープレイを意識して聴いてみるととても面白いです。ちなみにほぼ全曲一発録り。ライブのような臨場感を楽しめそうです。
収録曲
# | タイトル |
---|---|
1 | Runnin’ with the Devil |
2 | Eruption |
3 | You Really Got Me |
4 | Ain’t Talkin’ ‘bout Love |
5 | I’m the One |
6 | Jamie’s Cryin |
7 | Atomic Punk |
8 | Feel Your Love Tonight |
9 | Little Dreamer |
10 | Ice Cream Man |
11 | On Fire |
レビュー
#1、ヴァンヘイレンの幕開けソング。のっけからベースがずんずん鳴り響く。1:58からのギターソロでは一瞬別世界に飛ばされた感があるがメロディーはシンプル。終始ノリの良さが伝わってくるオープニングナンバーですね。
★★★☆☆
#2、ナニコレすごい。ギターをやったことがない人にもこの凄さは伝わるはず。エディが練習で弾いていたフレーズを、たまたまプロデューサー耳にして、レコーディングをすることになったとのこと。それにしてもこの時代にどうやってこのフレーズが思いついたんだろう。僕もこの曲が将来的に弾けるようになりたいとは思いますが、あと何年かかるかわかりません笑
★★★★☆
#3、こちらはキンクスのカバー。HR調になっており、激しめ。リフが特徴的でギターで弾くのも心地よい。本家とカバー、両方の良さがありますね。イントロのギターの音がかっこよすぎます。
★★★☆☆
#4、イントロのAmのメロディーが印象的。エフェクターはフランジャーですかね? あまり偉そうなことは言えませんが難しいソロなども特にないしかっこいいので、ギターで弾いてみたいと感じた曲でした。イントロのリフが忘れられません。
★★★☆☆
#5、このアルバムで一番好きなナンバー。イントロからもうすごい。0:40からのhoneyからもう堪らん。疾走系だとのちのHOT FOR TEACHERがありますがそれに通ずるものがありますね。ギターで弾いてみるとリフも非常に難しい。シャッフルの高速リズムも吠えるボーカルもすごくスリリングです。アメリカンハードロックの王道ですね。
★★★★★
#9、ここで曲調が変わります。箸休めといったところですかね。little dreamerと繰り返すところが好きだったりします。意外と人気はなさそう?ですが、個人的には好きなナンバーです。
★★★☆☆
#10、1:11からのアコギからエレキに変わるところが好きです。ギターソロはやはり健在。最初はアルバムの後半にあるし、おまけみたいな位置づけかと思いきやそんなことはなく、しっかりロックしてます。
★★★☆☆
#11、ラストナンバー。I’m on fire のコーラスもそうですが、その前のベースのリズムも心地良いです。個人的にこのアルバムのベスト3には入りますが、世間的にはあまり人気ないんですかね。嫌なことがあって忘れ去りたいときにぴったりの曲だと思ってます。
★★★★☆
評価
S 90点! 名盤!
アメリカンハードロックが何かと聞かれたら真っ先にこのアルバムをあげます。
終始エディのギタープレイを堪能できます。
エディのブラウンサウンドについて分析するのも面白そう!
僕の中の永遠のギターヒーローです。
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